好きな人が優しかったピース✌の話

こんにちは

最近、もっぱら私はNCTにハマっています。

NCT2020のMake A Wishジェミンさんに堕ちたのがきっかけですが、彼らを知れば知る程、人としての考え方の感覚が素敵だなと感じる場面が多くあります。

 

例えば、V LIVE中に

「知り合ったばかりの友達がすごく好きなんですがどうしたらいいですか?」というファンからのコメントに対し、

「男女関係かもしれないし、男同士女同士かもしれない」と発言した上で質問に答える姿

 

メンバー同士でネイルサロンに行き、ネイルを楽しむ姿。

(ネイル=女性 という考えの人は多いと思います)

 

髪が長くてご飯が食べづらいという話で、

「髪が長い男の人や女の人は大変ですね」と答える姿

 

 

他にもありますが、少しあげただけでも彼らの少数派に対する意識がどのようなものなのかが分かるかと思います。

 

また最近では、6/28に発売されたNCT DREAMのリパッケージアルバム「Hello Future」のMVコンセプトも印象的でした。

 

 

「プライドパレード」はご存知ですか?

毎年、6/28に行われるもので欧米諸国をはじめとした世界各国で行われています。

参加者は、象徴カラーであるレインボーに身を包み、自身の主張を記したプラカードを持って歩きます。

これは、性的少数者(セクシャルマイノリティ)のパレードであり、1969年6月28日にアメリカのニューヨークで起こった「ストーンウォール事件」がきっかけになっています。

同性愛者=異常 とされていた時代。同性愛を理由に不当な解雇や、酒類を提供する飲食店の権利の剥奪が当たり前のようにされていました。そのため、当時多くのゲイバーは違法営業を余儀なくされており、それに対し警察は踏み込み捜査をする事で、彼らを罰してきました。

こういった差別の中、いつもなら黙って従っていたゲイコミュニティが警察に反抗し、負傷者や逮捕者を出す暴動が起きたのが6/28です。

 

これ事件は、ゲイ解放運動、セクシャルマイノリティの人権運動へ繋がりました。

 

 

ここからは私の考察も含めますが…

 

LGBTを象徴する虹を描く振り付けや、プラカードを持ってグラウンドを歩く姿は、プライドパレードを連想させるものがあります。

f:id:i_m_free:20210710222919j:imagef:id:i_m_free:20210710224339j:image

 

 

また、個人的に特に印象的だったこのシーン

f:id:i_m_free:20210710225621p:image

 

70年代、自身の性的志向を伝えるのにハンカチが使われていました。

アプリコット=ぽっちゃり好き

オレンジ系統=性的制限がほとんどない

など、ゲイコミュニティでの暗号に使われていたのがハンカチ・バンダナです。

 

ジェミンが着用しているハンカチの色や、この場面の歌詞を伝えてるのでは?と考えると、ちょっと深くないですか?(語彙力低下)

 

 

アイドルが、こういったコンセプトで活動をすることの意味ってものすごく大きいと思います。

特に、NCTDREAMはNCTの中でも年齢が低く、若者へ向けた発信力が大きいはずです。ジェンダー的考えを、彼らが体現することで、若者の「知る機会」が増えることは、日本人であり、日本で暮らす若者である私からしたら、ものすごく羨ましい部分でもあります。

 

まだ、NCTのファンになって日は浅いですが、彼らの考えや表現から学ぶものも多いです。

 

 

 

ありがてぇ!!!!!!!!!!!!!!!!